【子宮頸がん】腹腔鏡下子宮全摘ブログ④ 術後の痛みと退院後の生活


どーも、ママゴンです。

 

倉敷成人病センターにて、ダビンチ(ロボット)で子宮全摘と卵巣がん予防のための卵管切除をやってきました。

術後の体の経過など参考になればと思い記してみます~。

 

サムネは夏だなぁと病室から思い出に撮った写真で特に意味はないデス。

 

入院4日目(術後1日目)

夜まで、1時間置きくらいに吐いていたんじゃないか?というくらいダウンしてました。

本来ならこの日に、トイレまでの歩行があるけど気持ち悪さで頭を動かすだけでグロッキー状態。

翌日以降に持ち越しとなりました。

 

しかし、つわりでもこんなに連続で吐いたことはない。わしをこんなにした薬ってどんな薬や!と検索してみることに。

 

そうしたら、生命を脅かす鎮痛剤、プリンスやトム・ペティの死亡原因となった合成ドラッグ「フェンタニル」と出てきたのでビビりました。

 

当然病院なので問題はないはずですが、医療用麻薬は痛みを取ってくれ、いい気持ちにさせてくれるもんかと思ってましたが私には違うことを身をもって体験してきました。

 

重い癌になったら痛い痛いとなる前に何とかしなければならないと思ったくらいです。

 

ちなみに看護師さんに皆こんなに吐くものなのか聞いてみると副作用には個人差がかなりあるとか。

お腹の痛みを訴える人のほうが多いらしいです、ご参考までに。

 

入院5日目(術後2日目)

背中の管と痛み止めも抜け、血中濃度が下がってきてくれて、この日の昼くらいから少しづつ食べれるようになり吐き気もマシになりました。

 


その昔、闘病中の川島なお美さんが「自分の口で食べれなくなったら人間はだめなんだ」みたいなことをテレビで言ってたのを思い出し、回復力と比例して食べれるようになるというのはすごいもんだなぁ、とおかゆをすすってました。

 

それと、この日からやっとガスが出てくれました。

今まではしたい予兆はあるけど押し出せない糞詰まりみたいな状態で腸の心地が悪かったです。

 

お腹の痛みは私はロキソニンで十分対応できました。

ちなみに生理痛ほぼ無し、子宮が4cm開くまで陣痛と気づかず就寝してた体質で子宮関係の痛みに鈍感なのかも?

 

くしゃみや腹圧のかかることをしたら、「う~~」と耐えるのみでしゃっくりが出たらどーなるんだ?と心配してました。

 

入院6日目(術後3日目)

 

この日は内診と血液検査があり、どちらも良好なので、翌日退院許可がおりて一安心。

 

体調はだいぶ良くなってご飯も以前を同じように食べれるまでに回復しました。

 

薄味でも結構美味しい病院食

お腹の痛みも日に日に軽くなってきており、以前副鼻腔炎で手術したときも術後がしんどかったけど、「日にちが薬だから」と言われたことを思い出しました。

 

ただ体力がかなり低下しているので、長時間あるくとしんどい、座りたい、フワーっとする状態です。

 

大手術でもないけど、手術して2日くらい寝たきりになるだけで人間ここまで弱るのかと体力の無さを痛感。

 

身内が高齢で前立腺がんになったとき、手術か放射線治療か選ぶことになったけど医者は術後の体力や合併症を考えて放射線にしましょう。と診断された理由が何となくわかった気がします。

 

入院7日目(術後4日目・退院)

いよいよ退院の日。

快適すぎた部屋を後にして、会計を済まして久々の外の空気。

夏真っ盛りなこともあってか、帰りに寄り道した店でしんどくなり座ってジーっとする事態に・・・

 

これしきの事で病院に逆戻りするわけにはいかんし、とにかく手抜き家事をして少しづつ体力つけていこう。と不安が入り混じった退院でした。

 

腹腔鏡子宮全摘手術 退院後

 

3,4日は長時間立ちっぱなしや長い間おしゃべりすると、体はフワーっとする感じがしてすぐ横になるか座ってました。

しばらくすると、また元気になるのでそれの繰り返しです。

 

出血はほぼなく、お腹の痛みはくしゃみとか腹圧がかかる以外はほとんど無し。

トイレで大をするときにいきむと痛むので、下剤(酸化マグネシウム)を結構飲んでユルユルにしてました。

 

あと尿の感じは違和感あります。

膀胱炎まではいかないけど、勢いよく出ない、夜中にトイレに行く、腹圧がかかるとチョロチョロでる症状が3~4週間続きました。(現在はだいぶ改善)

 

もちろん単純子宮摘出なので尿管は問題ないはずですが、やっぱ臓器をとったからそれが理由のようです。

 

子宮内膜増殖症の手術「単純子宮全摘」は、膀胱や尿道の神経を傷つけることはありません。しかしそれでも、子宮を失ったために膀胱が骨盤内へ落ち込んだり、膀胱と尿道の移行部の形が変化したりするなど、尿を排出しにくくなることはあります。

 

引用元:

jp.charmnap.com

 

病院についての補足とまとめ

 

スーパードクターの安藤先生とは初診と手術の時のみとなりました。

それ以外の説明や内診などは別の担当医がついてやってくれます。

多分、日本初症例とかなら、病室に回診にきれくれるのかも?しれないけど(笑)

こーいうシステムと割り切って診てもらったほうが良いかと思います。

 

事務や看護師や清掃に来てくれる人もよく教育されてるのか、横柄な態度な人はいなかったですし、結構手厚く看護してもらえる病院だなと思いました。

室料無しで完全個室は本当にありがたい。

 

私がした手術は単純子宮摘出なのできっと難しい手術ではないと思うけど、先生の実績や看護の手厚さや個室の設備の充実さなど、満足いく結果でした。

 

では、子宮全摘の体験談はここまでとしまして、また!